あけましておめでとうございます!
寒い日が続いてますねー。
森田の庭では、柚子がきれいに色づいています。
あ、なんかお正月っぽい。
そう思って、勢いでゆずクッキーなんて焼いてしまいました。
まだお休み気分が抜けきってないこの頃です。
さて。今回は、昨年の秋から冬にかけて、ちょっとずつ撮りためた、庭やその周辺の草花をご覧いただこうと思います。
こうして見ると、やっぱり赤系が多い、ですよねー?
…ちょっと強引ですが、森田療法でもよく用いられる禅語に、「柳は緑、花は紅」というのがあります。
はじめて聞いた時は、
え、なにあたりまえなことを??
としか思わなかったのですが。
禅語には他にも、こんな言葉もあります。
「鶏寒くして樹に上り、鴨寒くして水に下る」
どうでしょうか。
こっちは「え、鴨さんこの寒いのに水の中ですか!?」と、びっくりな感じがしませんか?
この二つ。あたりまえのこととびっくりのこととで、正反対のことを言っているようで、たぶん同じことを言いたいのだろうな、と思うのです。
だって、私たちが勝手にあたりまえだと思っているだけで、花にとっては一輪一輪が全然違う色なのかもしれないですし、同様に、私たちが勝手にびっくりしているだけで、鴨たちはあたりまえのように水面に浮かんでいて、むしろ私たちのことを見て「あいつら羽毛も生えてないくせによく冬を越せるな」と憐れみの表情を浮かべているのかもしれないですからね!
それでは皆さん!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!