リカバリープログラムはじめました

みなさん、お元気ですか?
安くて旨いさんまが食べられる。
それだけで私は幸せです。
秋、最高。

…えー、冒頭から失礼しました。
トップページをご覧になった方はすでにご存知かもしれませんが、当センターでは8月26日より「森田療法リカバリープログラム」を開始しています。
今日はその様子をちょこっとご紹介したいと思います。

プログラムは、室内での個人作業から始まります。
外で作業をしている先輩たちの声を遠くに聞きながら、黙々と木彫りなどの作業に打ち込みます。
ざらっとしてあたたかい木の感触を楽しみながら、時に彫刻刀の鋭さにひやっとしつつ、削っていきます。
だんだんと指が疲れてくるのですが、それもまた大切な感覚。
彫り上がったら、色づけをして、仕上げにニスを塗ります。
気がつけば、あっという間に時間が過ぎています。
完成した作品を改めて眺めると、思い通りにならなかった部分もいっぱいあるけれど、でも自分なりにはがんばったかな、なんて思えたりします。

つづいて、主に屋外での集団作業に入ります。
それまでと違い、他の参加者さんと一緒に活動するので、どきどきします。
それに、太陽の下でしゃがんで庭の土をいじっていると、驚くほどへろへろになります。
それでも、自然と向き合いながらみんなで力を合わせて植物を育てていく日々は、きっと忘れがたい体験になるでしょう。

先日、メンバーのみなさんと新しい植物を植えました。

コスモス。
すでに葉っぱがかわいい。


小カブ。
さっそく芽が出ています。

そして、

芽キャベツ!!
成長した姿が楽しみで仕方がありません。

まだまだ始まったばかりですので、行き届かないところも多いですが、参加してくださるみなさんと一緒に、ゆっくりゆっくり育て上げていきたいと考えております。
いつか、大空に葉をいっぱいに広げ、実がたわわになる豊かなプログラムに成長していくことを願って。

また、作業の模様は、ブログでも随時ご紹介していきたいと思います。
…というより、入院治療がお休みになってからこの方迷走し続けていたこのブログも、ようやく本来の役割を取り戻すことができそうです。
意味を見失いかけながらも、それでも今日まで書き繋ぐことができたのは、ただただ辛抱強く見守ってくださみなさんの存在に支えられていたからこそです。
改めて、いままで本当にありがとうございました。
これからも、よろしければ、たまに読んでやっていただければ幸いです。