梅シロップと梅ジャム

みなさん、お元気ですか?
まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩はいくらか過ごしやすくなってきましたね。
少しずつ近づいてくる秋の気配を見つけるのが、楽しみでもあります。
もっとも、気配がするだけでいつまで経ってもやってこないとか、そんなことがないといいのですが…

さて。

6月ごろ、収穫した梅です。
フフフ…今年はたくさん獲れたぜ。

その梅で、毎年恒例の梅干しを漬けました。
まぁ、例年通り、医局の冷蔵庫に入れておいてもぜんぜん減る気配がないんですけどね…

…ですが、そんなことは百も承知です。
今年の梅仕事は、いつもとちょっと一味ちがうのです。
しょっぱいものより甘いものの方がウケがいいということは、すでにリサーチ済み!
ということで、残りの梅で、梅シロップ作ってみました!

作り方は、いたって簡単。

ヘタを取って、念のため一旦凍らせた梅に、砂糖をいっぱいかけて寝かせておくだけ。
まっしろなお布団に包まれて、おやすみなさ~い!
お隣に見えるのは、梅干しさん家です。

おはようございます…!!

炭酸水で割って、さっそくいただきましょう。
…くぅぅ〜〜!!
夕立が上がり、外に出ると、湿った地面からふんわり立ち上る甘い匂いのような…。
渇いた体にすっと染み込んでいきます。
とっても癒されます。
背景に、何やら赤っぽいライバルが写りこんでいるような、そんな気がしなくもないですが、きっと気のせいでしょう。

おいしかったな〜
でも、残った梅の実はどうしよう。
そのまま捨ててしまうのは、なんだかもったいない…
そんな時、他のスタッフがいい情報を教えてくれました。
なんと、ここからジャムが作れるらしいのです。
梅・ジャム!
おいしそう!
これは、作ってみるっきゃありませんね!


余った梅とシロップを鍋に入れ、煮詰めていきます。

おたまで実をほぐしながら、途中で出てくるアクを丁寧に掬います。
地道にコトコトやっていると、甘酸っぱい匂いに包まれて、なんだかやさしい夢の中にいるような気分に…

はっ…!

クラッカーにたっぷりとのせて、いただきましょう。
…むふぅぅ~~!!(口が乾いてしゃべれません)
…うん、こっちもおいしい!
厳しい暑さも日が沈むと共に和らぎ、夜の帳が降りると虫の声がきらきらと舞う…そんなほんのりと涼やかな味わいです。
クラッカーのさりげない塩味も、冴えわたる月の光のように味わいを引き立てています。

と、いうことで。
梅シロップも梅ジャムも、他のスタッフにもとっても好評でした。
でも、毎回甘いのばっかりじゃ、さすがに飽きてきますよね?
そんなときはぜひぜひ、スタッフのみなさん!
冷蔵庫に眠っている梅干しも…どうか、食べてあげてください…