釉薬のカラーサンプル

みなさん、こんにちは。ショートケア担当スタッフです。
リカバリープログラムでは、参加者のみなさんで係活動を行っています。
今回は、陶芸係さんが活動の様子をまとめて下さいました。それでは、よろしくお願いします!
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今回、陶芸係は「釉薬のカラーサンプル」を作る事にしました。
経緯としては、今ある沢山のサンプルの半分は現在無い釉薬のものなので整理したい。が、ベニヤの板に貼り付いていて取れず整理ができない。また経年劣化で色あせているかも。そこで、新しく今ある釉薬で作る事に。

新しいモノは今後整理しやすい様に、仕切りボックスに入れて管理する事にしました。
<作業経過>
まず、現在ある釉薬が何種類あるのかを調べました。その数29色。それをすべて色ごとにナンバリングしました(例えば「青-1」「緑-1」・・・)。そして、ボックスに収納しやすい形に粘土を成形して素焼きしました。

素焼きの後、裏側にマジックでナンバーを書き、各色の釉薬を塗りました。

沢山のサンプルに釉薬を塗るに当たって、筆で一つ一つ塗る事が大変な事に気づく。何かいい方法がないか考え、釉薬がついてはいけない箇所にガムテープを貼り(いわゆるマスキング)、一気に釉薬液に浸してみる。ガムテープをはがしてみると、大成功!必要な箇所だけ、簡単に塗る事ができました!
その後、本焼きをしたところ、裏にマジックで書いてあった番号がほぼ全部消えていたというハプニングがありましたが、陶芸係のリーダーが念のため焼く前に配置をメモしていたため、どれが何番かが分かり、再度ナンバリングし直すことができました。
これで、ボックスに収納すれば完成です!

今回、サンプルを作るに当たって、係以外のメンバーの皆さんにもたくさん協力していただきました。たくさんのサンプルが無事にできあがったのは皆さんのおかげだと陶芸係一同感謝しています。
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釉薬の色って、焼く前と後では違うので、色を選ぶ際にカラーサンプルってすごい大切なんです。今まで何があって何がないのか分かりづらく、とにかく探しまくって見つけていました。
陶芸係さん、ありがとうございました!
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カラーサンプル作りと並行して、参加者の皆さんに手伝っていただいて、陶芸でオーナメントを作りました。

かわいい!
カラーサンプルを作り直していただいたので、今後の陶芸作品作りが益々はかどると思います。
オーナメント、もっと増やしたいと思います!