森田療法センターには犬が2匹います。この日はベン(ミニチュアダックス11歳)がシャンプーをしてもらいました。略してベンシャン。ピンぼけでごめんなさい(´;ω;`)
患者さんたちは犬の健康や食事、どんなケアが必要か?を考えています。ただ、ルーチン作業でやるのではなくて、シャンプーをしながら汚れが落ちているか?皮膚炎を起こしてないか?犬の様子はどうかな?などよく観察しながら行います。この観察が大切なのです!症状本位になっていると自分の気分にばかり目が向きますから、周りのことに注意が行かなくなりますよね?自分の気分ばかりに注目するとますます不安が大きくなるばかりで、とらわれを強くして身動きが取れなくなっていくだけです。そこから脱するために、作業や生活をしながら、よく周りを観察して気づいたことに手を出していくことが必要になります。そうしていくうちに外に目が向き、視野も広がり気づきも多くなます。結果的には生活が広がっていきます。
犬のシャンプーでも同じです。自分の不安にばかり考えていては、犬がきれいになったかどうか?なんてわかりませよね?それでは、何のために犬のシャンプーをしているのかわかりません。
シャンプーの後のベンはいい匂いがして、毛がフサフサ、サラサラ