冷製パスタ

みなさん、お元気ですか?
最近、ハーブに目覚めてしまったので、新しく苗を買ってきてはせっせと植えています。

そして、さっそく枯らしかけてます…。
いや、これはもう、焦げているといっても過言ではないでしょう。
それくらい、暑い。

こんな日々には、やっぱり冷たいものが欲しくなりますね。
ということで、育てたバジルを使って、冷製パスタを作ってみました。


苗を買ってきて植えたバジル。
さっそく葉っぱが増えてます。
そして、さっそく虫に食われてます。
きっとおいしいのでしょう。
こうなったら、食われる前にさっさと食ってやりましょう。

摘みたてのバジルから漂う、高原で食べるアイスクリームみたいな香りに包まれながら、まずは下ごしらえ。

ミニトマトに切れ込みを入れて、湯むきします。
枇杷のようにつるりとむけて、気持ちがいい。
むけたら、半分に切っておきます。

つづいて、ソースです。

オリーブオイルにすりおろしにんにく、レモン汁、胡椒、塩、トマト、バジル、モッツァレラチーズを入れ、混ぜます。
しばらく混ぜると、ドレッシングみたいな、とろりとした濁りが生じます。
これを、氷で冷やしながらなじませておきます。

その間に、パスタを茹でます。
塩は多めに、やわらかめに茹でて、それから冷やします。
と、ここで手が止まりました。
冷やすときに、パスタを洗うのか、それとも洗わないのか?
改めて調べると、どうも、さっと洗うと書いてあります。
でも、ふつう、パスタって洗わなくない?ほんとに洗っていいの?
…う〜ん、じゃあ、ちょっとだけ洗うってことで。

なんだかそうめんみたいです。

あとは、しっかり水気を切って、ソースと和えれば…完成です!

見た目は…混ぜすぎて白いチーズがどことなくピンクですが、味には影響ないはず。
では、さっそく。
フォークでくるくるして、いただきます。
おお…!
バジルの甘い香りが鼻に抜けた後に、トマトの酸味とモッツァレラチーズの旨味が、ひんやり塩気の効いたパスタに乗って口の中にやってきます。
干からびた大地に雨がしみ込んで、涼やかな風となって吹きわたるように。
癒される〜…。

ちょっと塩気がきついのは、不安に煽られて、洗い方が甘かったから。
不安な気持ちには、助けられることもありますが、こうして足をすくわれることもあります。
レシピに書かれていたとおりに、素直に動けばよかったな…
ちょっとしょっぱい、いい経験になったのでした。