こんにちは。雨が降ったり、降らなかったり、降らないと思ったら降ったり、ころころと変わるお天気ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は「今日も雨かぁ…」なんてぼやきながら通勤していたのですが、ため息混じりに空を仰ぐと、あれ、この季節も意外と捨てたもんじゃない。どんより曇り空の下、敷地内の木におひさまのような果実がなっている。そう、夏みかんです!
これはもう食べるっきゃない!ということで、恒例の夏みかんゼリー作りに挑戦してみました。
作り方は、まず、夏みかんをよく洗って皮から実を出します。
次に、実を絞ります。
そして、実と汁の入った鍋に火をかけ、ゼラチンを溶かします
最後に、皮を器にして汁を注ぎます
あとは冷蔵庫に入れて一晩待つだけ!
ところが……!
翌朝、期待に胸を躍らせながら冷蔵庫を開いて、そのまま凍りついてしまいました。
ぜんぜん固まってないじゃん。これ、ただのキンキンに冷えた夏みかんジュースじゃないですか!
どうやらゼラチンの量が少なかったようです。
これはもう、あとでやけ飲みするしか…
そう肩を落としていたのですが、その時、他のスタッフから妙案が。
「冷凍庫に入れて、シャーベットにしよう」
そうして完成したのが、こちらの夏みかんシャーベット!
レンチンして少し柔らかくしてから、スプーンで削り取って一口。
…あ、おいしい。
シャリシャリの氷片が体温で溶けて、夏みかんの苦味と砂糖の甘味が口の中で混ざり合う。苦味があるからこそ甘味が引き立ち、また、甘味があるから苦味が欲しくなる。そうか、人生は夏みかんシャーベット…
…失礼しました。という感じで、ついつい調子に乗って作りすぎ、冷凍庫には大量の苦い思い出、もとい夏みかんシャーベットの在庫が眠ることになったのでした…。