去る平成19年8月23日から25日まで、カナダ、バンクーバー ブリティッシュ・コロンビア大学にて第6回国際森田療法学会が、石山一舟会長のもと開催されました。参加者は日本、カナダ、ロシア、中国、アメリカ、イギリス、そしてオーストラリアの7カ国から総勢114名に上りました。今回の学会内容は、9つのカテゴリーから構成され、大会総演題数は41題に上りました。内訳は、基調講演2題、ゲスト講演2題、イブニング講演2題、対話討論2題、特別報告6題、ワークショップ2題、シンポジウム4題、大会前特別イベント2題、さらに一般演題などであり、森田療法の治療効果をいかにエビデンスとして示し、世界に発信していくかを始め、各会場で活発な討議が行なわれました。2010年春、Peg LeVine先生主催のもとオーストラリア・メルボルンで第7回国際森田療法学会の開催が予定されています。