不安症(不安障害)や長引くうつ病の方に森田療法を行う専門施設「森田療法センター」
診療部門
外来治療
当センターでは通院での森田療法を完全予約制で行っています。外来治療では面接や時には日記指導を通じて、患者さんが症状にとらわれた自分のあり方に気づくとともに、不安のまま生の欲望にしたがって行動を広げ、生活全体を充実させることを援助していきます。また、必要に応じて、ツワブキの会(グループ療法)や森田療法リカバリープログラムなどの参加と並行して外来での森田療法を行っていきます
教育部門
国内はもとより世界の各国から医師、心理学者、大学院生などの見学や森田療法研修を受け入れています。
これまでに米国、カナダ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、オーストリア、ロシア、イスラエル、タイ、ネパール、中国、台湾、韓国などの国々から多数の人々が研修・見学に訪れました。
研究部門
森田療法の技法や治療効果に関する研究、森田療法の対象となる不安症(不安障害)、強迫症(強迫性障害)などの研究を進めています。特に国内外の施設と連携しながら国際的・学際的研究を推進することは森田療法センターの重要な役割です。こうした研究の拠点として、センター内には森田療法関係の図書・文献を豊富に備えた図書・資料室を設置しています。ここから森田療法に関する様々な情報が世界の専門家に向けて発信されていきます。
センター情報
名称 | 東京慈恵会医科大学 森田療法センター |
住所 | 〒201-8601 東京都狛江市和泉本町4-11-1 【アクセス】 |
TEL | 03-3480-1151(代表) |
センター長 | 繁田雅弘 |
治療スタッフ | 常勤医:6名、非常勤医:3名、臨床心理士:常勤:2名、非常勤:3名 |