みなさん、お元気ですか?
食欲とスポーツと食欲の秋!
…といっても、秋なのか冬なのかよく分からなくなるこのごろですが。
いつも庭の植物たちを前にして、食べられるか否か、しか考えていなかった反省を込めて。
今回は、花びら染めに挑戦してみました。
色をいただく花は、少し前まで庭で咲いていたカンナです。
あの暑かった日々の記憶。
それらを少しずつ摘み取って、冷凍保存しておきました。
染めるのは、こちらの軍手さんです。
年季、入ってます。
手首のところの伸びぐあいほつれぐあいに味があります。
真っ白な新品の方が、きっときれいに染まるのでしょう。けれども。
これが蘇ったら、きっと、カッコいい。
また使いたくなるにちがいない。
そう思って、選びました。
まず、綿は染まりにくいということで、豆乳で濃染処理をします。
…ちょっとおいしそうです。
つづいて、お酢をお湯で薄めて、花びらを投入します。
そして、手袋をしてもみもみします。
握力っ!
初めからお酢が黄色っぽかったので、色は変わらず濃くなって、とてもすっぱそうです。
できた色水に軍手を浸し、待ちます。
約1時間後。
わくわくしながら取り出して、水洗いしてみると…
…………。
…ちょっと、見なかったことにして、再び色水に軍手を浸します。
二度染めというやつです。
数時間後。
覚悟を決めながら取り出して、水洗いしてみると…
「染色前」
「染色後」
あ、わずかに染まって……というか、汚れた?
どうやら、リメイクするつもりが、ユーズド加工してしまったようです。
ダメージ軍手です。
そしてすっぱい匂いがします。
…えー、という感じで。
まっったく魅力は伝わらなかったと思いますが、冷蔵庫の中にある材料だけでできてしまうこの花びら染め。
たとえば雨の休日などに、こんな過ごし方をしてみるのもいいかもしれませんね。芸術の秋ですし。