2018年 森田療法センター七夕祭り

2018年 森田療法センター七夕祭り2018年7月4日、過去に入院されていた患者さんをお招きし、森田療法センターにて七夕祭が行われました。森田療法では、症状にとらわれず限られた時間の中で今なすべきことに全力を尽くす、つまり自身の神経質を最大限生かすことが治療の鍵を握っています。
治療の一環として七夕祭が行われる訳でありますが、今回入院されている患者さんたちは、皆さんで話し合った末、演劇「桃(MOMO)の物語」を上演しました。昔話の桃太郎をベースに、患者さん達が対話を繰り返し、脚本、演出、小道具作り、会全体の運営等、すべてを主体的に行いました。もちろん、そのプロセスには医師や看護師のサポートがあります。また、医師や看護師も同じく出し物を行いました。当日までの道のりはたいへんだったと思いますが、出演者、観客ともに充実した時を過ごすことができたのではないでしょうか。