きゅうり①

みなさん、お元気ですか?

あっ、どーも。
なんだかまた、今日は一段とデカいですね!
…え?夏もじきに終わる?
そうですね、風がいくらか涼しく感じられるようになってきました。
あれだけ暑苦しかったのに、こう気温が下がってくると、それはそれでどことなく物足りないような、さみしいような、そんな気にもなってしまいますね。
…夏は、楽しめましたか?

さて。7月下旬ごろのことです。
暑さでぼーっとしているうちに、春の種まきシーズンもとっくに過ぎてしまい。
今から育てられるものなんかないかな、と思って調べたところ。
ありました。きゅうり。
なんでも、すぐ育ち、すぐ食べられるらしい。
こりゃいいや、ということで、さっそく種を買ってきました。

まずは土づくりからです。

スタッフで倉庫の整理をした際に、発掘された平鍬。
ひそかに憧れがあったのですが、やっぱりカッコいい…!
ひとたび振るえば、サクッと気持ちよく土に刺さります。
シャベルより、だんぜん耕しやすい。

耕した土に種を蒔いて、数日後。

さっそく、元気な芽が出てきました!
双葉がおっきくて、とってもかわいらしいです。
このまま、おいしいきゅうりになってくれよ〜。

ところが。

……。
これは、きっと暑さのせいだ。
無精をして直播きしたから…ではない、はず。

で、でも、まだこれだけ蒔いたんだから、残りはきっと大丈夫だよね…!

……。
ひとつ、またひとつと、数が減っていきます。
セミの大合唱が響きわたる中、背中をだらだらと汗が伝います。
太陽さん…どうかお手柔らかに…!
なんて言ってみても、始まりません。
対策として、寒冷紗(下の画像あるいは一番上の画像でバッタセンパイが踏んづけている白い布)で覆って、日射しを和らげてやることにしました。

それが、なんとかうまくいったようで。

…あ!?
なんか、みょ〜んと伸びてる!
まだまだ、ヨーヨー釣りのこよりのように細くて柔いつるですが。
たしかな生命の息遣いを、そこに感じたのでした。