お米③

みなさん、お元気ですか?

先日、スタッフからほおずきを分けてもらいました。
一つ一つ形や色合いが異なるので、いつまでも見ていて飽きることがありません。
あとで中の実を取り出して、鉢に植えました。
来年は、もっとにぎやかになるといいな。

さて今回は、バスタブに植えた稲、われらが「ゆぶねっこ」のお話です。
あれから…

…とっても大きくなりました!
フライドポテト(L)のように、浴槽からはみ出さんばかりの勢いです。
ただし、葉の縁が切れ味抜群なので、気軽につまむと出血します。

苗の枝分かれが進んだら、つづいて中干しという作業に入ります。
いったん田んぼの水を抜いて、数日間カラカラにしてやることで、育ちがよくなるんだそうです。

獅子は我が子を千尋の谷に落とす…!
どうかこの試練を乗り越え、立派になってくれ…!

それからしばらく経ったある日のこと。

…おお、なんて愛らしいのでしょう!
緑色の殻がぱかりと開いて、隙間からベビー綿棒のようなおしべがこんにちはしています。
それが日の光を浴びてゆらゆらとしているさまは、まるでお米の妖精さんのよう。
妖精さん。おいしいお米をたくさん食べたいです。どうぞよろしく。

その願いが届いたのでしょうか。

立派に、なったなぁ…!
小さなバスタブですが、まるで露天風呂に浸かっているかのような、至福のひとときです。
室内のプランターで苗づくりしていた頃のひょろひょろな面影は、もうどこにもありません。
ここまで、ほんとうに、よく育ってくれました。
ああ…眼に汗が入って……染みる。

な〜んて言いつつ…スズメさん、そしてハトさん!
こっそり抜け駆けしようったって、そうはいきませんよ〜!
防鳥ネットを張り巡らせて、対策も万全です。

さあ、次はいよいよ、稲刈り!です!