駒打ち

みなさん、お元気ですか?
いやあ、今年は春から花粉がひどいですね〜。
私も花粉症で、毎年とても困っているのですが。
くしゃみが出るときって、「鼻がムズムズするなぁ」とふと気がついてしまうと、もうどんどん気になって止められなくなって、「あ、やばい、出そう」となって、出ますね。
これを、森田療法の言葉で「精神交互作用」と…言っへ…へっくしッ!

……えー、さて、みなさん。お気づきでしょうか。
このページの上部、青い帯の「治療について」にカーソルを合わせていただくと、てろっと垂れ下がってくるものがあるのですが、その4つ目。
「ツワブキの会(グループ療法)」という項目が新しく加わりました!
ご興味がおありの方はぜひご覧ください!
そして先日さっそく、参加してくださったみなさんと椎茸の駒打ちを行いましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

今回、駒打ちをするにあたって、特別ゲストとしてプロの方をお招きし、ご指導いただきました。

まず、乾燥した原木に等間隔で目印をつけ、

ドリルで穴を開け、

そして、耳栓みたいな種駒を打ちこみます。

みなさん、普段やったことのない作業ばかりなのに、丁寧に細やかに、とてもいい仕事ぶりでした。
ウィーーーン…
コン、コン、コン…
黙々と何かに打ちこむ時間って、いいですよね〜。


このように枝分かれで切り口があるものは、そこにも種駒を打ちこんでおくと、他の菌が入りこみにくくなるそうです。
気配りと椎茸菌が行き届いてます。

さらに、作業で出た木屑や古くなったホダ木は、畑の土として再利用できちゃうそうです。
なんだかうれしい。


仕上げに、駒打ちした原木は、並べてシートで覆って、6月ごろまで仮伏せしておきます。
2年後が楽しみですね。

ついでに、ホダ場の様子も見てもらいました。
どうも最近椎茸の出がわるいのは、乾燥しすぎているからのようです。
ホダ場の環境がいいかわるいかは、「椎茸に聴いてみる」とのこと。
食べてばっかりで、ちゃんと向き合ってなかった!
すみませんでした!

ということで。
参加してくださったみなさん。教えていただいた方。本当にありがとうございました。
スタッフのみなさんもおつかれさまでした。
ぜひまた次の機会にお会いしましょう。