ぬか漬け①

みなさん、お元気ですか?

…春よ、来るのか来ないのか、どっちですか?
そりゃたしかに、三寒四温という言葉もあります。
ありますが、いくらなんでも差が激しすぎやしませんか?
もう、三寒四温じゃなくて、二寒四温ですね。
寒い日は2月並なのに、暖かい日は思わず「4月かっ!」ってつっこみたくなるレベルですね。
気温の上下の間、ちょうどいい真ん中のところが一本抜けているようです。
こう気温差ジェットコースターされてしまうと、ほんと困りますよね。
こっちにもいろいろと準備ってものがあるのに…
こういう時、「心に準備なし」と言います。
いくら準備していても、その時になると焦るものはやっぱり焦ります。
ここは大人しく天気に従って、せかせかとクローゼットを開け閉めするといいでしょう。

なんて言いつつ、記事の方はまだ昨年末のお話なのですが。
昨年は、ツワブキの会のみなさんと一緒にお米を作りました。
せっかく獲れた貴重な作物なので、無駄なく使い切りたい。
…そうだ、米ぬかを使ってぬか漬けを作ろうか!
いや、でも、米ぬかだけではぬか漬けにはならないぞ。
だったら、その前に、漬ける野菜を育てなくっちゃ!

ということで、種を買ってきて育て始めました。
二十日大根、三寸人参、小かぶのみなさんです。

早速、人参さんがぎっしりと葉をつけています。

ところが!

…あれ、人参…さん…?

序盤は元気な姿を見せてくれていた人参さんですが、なぜかそれ以降成長が止まってしまい、あっという間に枯れてしまいました。
間引きが遅かったのかな…
それでも、落ち込んでばかりもいられません。

更地となってしまった人参畑の隣では、生き残った大根さんと小かぶさんが、すくすくと成長してくれています。
どれどれ、ちゃんと大きくなっているかな~?
試しに一本、抜いてみましょう。

なぜか薄闇の中で収穫していますが、あ、怪しい者ではありません…

うん、この流線形のダイコンフォルム、たしかに見覚えがある…ちっちゃいけど!
せっかくなので、このまま味見してみましょう。

ラディッシュサラダ。
お花っぽい盛りつけでいただきます。

…ん、ちゃんとおいしい!
ちいさいけれど、大根のきりっとした辛みがぎゅっと詰まっています。
これはいいぬか漬けが期待できそうです。

つづいて、葉っぱは…
かたっ…!
まずっ…!
うぅ、これはなんというか…葉っぱだ…!
それも、そこらへんに生えてるおいしくない葉っぱだ…!
いかにも食べれそうな盛りつけにだまされた…!(※自分で盛りつけました)

ということで、なんとかぬか漬けの具材を手に入れました!
この続きは、今後の記事でご紹介できればと思います。
ところで、ぬかのために野菜を作る…
…あれ、なんか本末転倒じゃない?