アロマキャンドル①

みなさん、お元気ですか?
日に日に寒さが増し、日が落ちるのが早くなってきましたね。
なにかともの寂しい季節ですが、年末前で忙しかったりイベントや行事が続いたりして、なんだか落ち着かない時期でもあります。
そんなときには、揺らぐ火を眺めながらぼーっと過ごす時間なんてあると、いいかもしれませんね。
ということで、今回はアロマキャンドルを作ってみました!

突き抜けるような空に葉を茂らせる木々に、少しずつ赤や黄が混じり始めたころ。
夏に作ったポプリさん(※ブログ「ポプリ」参照)は、ひそかに焦っていました。
なぜなら、時を経るごとに豊かだったアロマの香りが薄れ、鮮やかだった花びらの色も褪せてきたからです。
このまま、誰からも忘れ去られ、部屋の隅でホコリをかぶって朽ちていく定めなのでしょうか…
……そんなのは嫌!
せめてもう一度、あのころのように輝きたい!
……ハッ、輝く!?
その時、ポプリさんは閃きました。
そうだ…私、アロマキャンドルになる!!

かくして、血のにじむような挑戦の日々が、幕を開けたのでした。
市販のワックス、ろうそくの芯を用意して、製作開始です!
まず、ワックスを湯煎で溶かします。

ホワイトチョコみたいで、ちょっと、おいしそうです(※絶対に食べないでください)。
溶けたら少しだけ冷まして、ろうそくの芯、ドライフラワーとアロマオイルを入れます。
せっかくだから、いっぱい入れちゃえ!

あとは、ゆっくり待つだけ。
まだかな、まだかな。

池の水に氷が張るように、少しずつ白くなっていきます。
そして。

できました…!
…あれ、やっぱり、詰めすぎちゃったかな。
なんだか、素材にこだわったグラノーラみたいです。

…まあとにかく、火をつけてみましょう!

…おお!
これはまた、見え方が変わりましたね!
色合いが鮮やかになって、こんどは豆乳キムチ鍋みたいです。
あ、でも、手をかざすとほっこりあったかい!
このじんわりと染み込んでくるあたたかさ、なんだかとっても安心する〜…。
しばらく経つと、アロマが溶け出して、火が薫るようになってきました。
う〜ん、いい香り〜…!
月明かりに照らされたバラ園で寝そべっているみたいだ…!
この、スモーキーなローズの香りがなんとも温かみのある……ん?…スモーキィ?

…んがああ!
焦げてるッ!!

このように、焦げたり燃えたりを繰り返しながらも、ポプリさんの試行錯誤の日々はまだまだ続くのでした。
…はたして、冬のイベントシーズンには間に合うのでしょうか?
がんばれ、ポプリさん。